あなたが不快だと感じたら、不快だ!と叫んでいいんだよという話

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なぜ日本ではブラック会社が淘汰されないのか 日本は雇用の流動性が低いから、労働者の価値が低い - モジログ
2009-07-09
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 それは「あなたが不快だと感じたら、あなたは『不快だ!』と叫んでいいんだよ」ということだ。
 あなたが勤めている会社がブラックかどうかは、あなたの上司が決めるものでも、あなたの同僚が決めるものでも、どこかのえらい人が決めるものでもない、もちろん有名ブロガーが決めるものでもない。あなたが決めてよいのだ。
 しかし、あなたが叫ぶとき、あなたが理論武装していたほうがいいことは間違いない。とりあえず叫ぶことが一番大切なのだが、次に、理論武装しなければならない。勝ちどきをあげた武将が次に行わねばらならないことは、勝つことだからだ。勝つためには丸腰ではいけない。武器が必要だ。
 これからあなたやわたしが取り入れるべきものは、リベラルアーツの考えだ。「うちの会社、なにかおかしいぞ」と感じたときに、労働関係の法律を知らなければ、いや、「法律を調べる」「弁護士に相談にいく」という手段があることを知らなければ、あなたは自由になることはできない。
 わたしは、「日本人は自由を求めようとしないから云々」という話をしているのではない。そんな、他人事のような曖昧な話をする人は、実際なにも考えていない。
 あなたやわたしの、自由の、しあわせのために、あなたやわたしは法律や、経済や、思想を学ばなくてはいけない。「仕事が忙しいから」無理だ、などと言っていては、それこそあなたを搾取している人間の思うつぼですよ。あなたを搾取している人間は、あなたが仕事以外何も考えられないように、ましてやあなたが仕事に疑問を持つ暇など与えないように、あなたに法外な仕事量を与えているのだから。
 ただし、あなたが法律や経済や思想を理解できなくても、あなたが叫ぶことで、優秀な仲間が増えるかもしれない。
 とりあえず、あなたが不快だと思ったら、あなたが不快だと叫ぶことが大事なのだ。